子育てに集中したくなり、仕事に対する気持ちが変化していく。
これは仕方がないことだ。
しかし、昨今は独身女性でも「専業主婦願望」が増えている。
「未婚男女の希望するライフコース(国立社会保障・人口問題研究所
第14回出生動向基本調査 独身者調査」2010年」
上記のライフコースの説明は、
①専業主婦コース=結婚し子供を持ち、結婚あるいは出産の機会に退職し、その後は仕事をもたない。
②再就職コース=結婚し子供を持つが、結婚あるいは出産の機会にいったん退職し、子育て後に再び仕事を持つ
③両立コース=結婚し子供を持つが、仕事も一生続ける。
④DINKSコース=結婚するが子供は持たず、仕事を一生続ける。
⑤非婚就業=結婚せず一生仕事を続ける。
以上のことから、独身女性の約2割は専業主婦願望があることが分かる。仕事と子育てが両立しにくい環境である日本社会で、女性たちが子供を産み育て望むキャリアを積み上げる仕事との両立は困難と写っているのだろう。
未婚の女性も先輩女性の姿をみてキャリアを積むことよりも、専業主婦を選びたいと思っている層があるという現実。
諸外国と比べても遅れをとっている労働環境や妻の家事負担で女性たちが働きやすい仕事はないだろうか。
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