9人の女性ミニ起業家インタビューの2人目です。
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Cさん(キャスター・44歳・既婚・子供8歳〜3人・独立18年中断13年)
短大から日銀へ。
そして大学時代にキャスターをした経験が忘れられず、NHKにオーディションを経て契約社員キャスターとなる。
26歳で結婚を機に退社し、民放リポーターとなり仕事を続けるが、夫の転勤で鹿児島から東京へ。
子供を3人授かり10年間の専業主婦となる。
その専業主婦時代は当時流行っていたビーズアクセサリーを学び、ママたちに少人数のビースアクセ教室を開く。
俗にいうサロネーゼであった。また彼女は子供の学校のPTAにも力を注ぐ。
会長を引き受け全力で役割や行事をこなし人の3倍は動いていたと言う。
そんな10年間を側でみていたご主人が3人目が2歳になると
「君はこのままでいいの?」
と聞いてきたという。
子供の役員に力を注ぐ奥さんに何かを感じたのだろう。
「夫の後押しがあって気づいたのです。私は復帰してもいいのだ」と。
そこから彼女は、即行動する。
後輩にフリーでキャスターになるにはどうしたらを聞き、タレント事務所に入りオーディションを受けまくる。
ブランクがあり若くはないというハンデがあり仕事はすぐには決まることはなかったが、受け続けたそうだ。
少しずつ、事務所からも仕事が入るようになると同時に、自ら動くこともしだした。
事務所が主催するワークショップ、ナレーション、司会などのセミナーを学び自分への投資を続けた。周りは若い子ばかりだったが、自分には結婚、子育てで他にも様々な経験をしてこの年だからできることがあると奮い立たせていたそうだ。
その後とあるセミナーでfacebookのブランディングのコツを聞き、実行している。
「毎日発信と自分の顏を張り付ける」この2点は守り続けているので、そこから仕事が来るようにもなった。
「今は、まだキャスターとしての地位はその他大勢となっているが、年を重ねて自身を客観的に見られるようになった時に、セルフブランディングができるのだと思う。」
自由な時間で仕事がしたかったので今のフリーな仕事を選んだ。やりたいことを自分で決めていることが最大の自由だと思う。
しかし、今の自由は主人が否定しないでいてくれ、子供の面倒も見てくれるから実現できていると思う。
ワークライフバランスは仕事が3割で子育てが7割の割合を自ら作っている。
自己実現ができていないと答えたのは、まだ全力で仕事をやりきっていないから。今は3人の子育てに力を注ぎたい。この働き方は自分でその配分を選べるからそこもいい。
手が離れたら、もっともっと成長したい。
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