但し、インタビューの中で個人を特定しまいそうな方もいたので
8人のインタビューを許可を得て、掲載することとした。
※注 インタビュー記事は卒論の2014年時点のものである。
(1)
Bさん(情報誌制作・41歳・既婚・子供9歳1人・独立3年)
大学卒業後、興味のあったTV映像関係会社へ就職しCM作りなどのディレクション、プロモーションという仕事を覚え5年勤める。
その後大手アパレル企業のワンブランドの販売員となり、ディスプレイ、売り方、管理を教わる。
2年間の勤務で、全国にいる販売員の成績トップ10になったこともある。
その後結婚するまでの2年間は派遣会社の事務をし、子育てのため4年間は無職となる。
子供ができてからの仕事に対する変化としては「何かしたい」でいろいろやってきたが「誰かのため」という意識に変化した。
その後、再就職活動をするが断られ続けつまずく。その時にママの情報が無いことに疑問を感じるようになった。
その後大手アパレル企業のワンブランドの販売員となり、ディスプレイ、売り方、管理を教わる。
2年間の勤務で、全国にいる販売員の成績トップ10になったこともある。
その後結婚するまでの2年間は派遣会社の事務をし、子育てのため4年間は無職となる。
子供ができてからの仕事に対する変化としては「何かしたい」でいろいろやってきたが「誰かのため」という意識に変化した。
その後、再就職活動をするが断られ続けつまずく。その時にママの情報が無いことに疑問を感じるようになった。
そこで、地元のママの情報を発信しようと“紙媒体のフリーペーパー“を発行することとなる。
0からのスタートだが仕事としては、最初の職場である動画制作と同じであり、
表現方法が紙か動画かの違いだけであった。
また、NPOやお手伝いしてくれるママたちの5人で組織を作り、
デザインは外注し3ヶ月かけて仕上げていく。
企業の広告収入で事業が成り立っているため営業をする。
闇雲に飛び込み営業ではなく、自社の情報誌に適した企業かを事前にリサーチをした。
当情報誌にマッチするか見極めることをしていた。その後アポを取り訪問する。
その際も相手の利益を考えて提案することは忘れない。一度受けてくれると、そこから紹介を頂くようになり、1年契約としているので今では営業に駆け回ることはない。
仕事も子育ても自由にできているのでワークライフバランスは、いいと思う。今は仕事も自分のパースでできているので子供の行事の参加も誰に気兼ねすることなく参加できている。情報誌は1年に3回の発行なので、子育てと家事をしながらこなせる。ただし、売上はあっても利益はわずかである。
以前は主人が「一銭の徳にもならないことをしている」自分の仕事に理解を示さなかったが、2年目に大きなイベントを開催した。
ママたちが子連れでも一人でも楽しめる一日イベントである。市の助成金事業を使い、初職での経験値を活かしたYuoTube動画で告知を呼び込み、見事2,000人を呼び込むことができた。このイベントを目の当たりにしたご主人はそれから理解を示すようになり、以前より夫婦仲もよくなったとのことである。
自己実現も「できていると思う、それは、やりたいことができている状態であり、願いがかなっている。もちろん努力があってこそですが。」
0からモノを生み出すことが好きなBさんは、次のことを考えている。それは、今の仕事を活かした女性活用事業を企画している。
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