雇われない女性たちの生き方(起業という働き方)

2016年6月20日月曜日

育休世代のジレンマについて。(雇用されない女性たち.9)

「育休世代のジレンマ」という本を出版した作者とランチ
をする機会が、ひょんなことからできた。


本の内容は

高学歴でやる気のあるキャリア志向の女子が
大学を卒業し、勤務をしだす。


男女雇用均等法の中でそだった彼女たちは
学生時代は、男女間に差別など
感じない。

ところが、就職して
始めてガラスの天井を薄々感じながら
男性と同じ働きをしていくが

どうも女性ということで、ポストや待遇が違うことを実感する。

そして、結婚もして子供もうみ、育てていく。

最近の若いご主人はイクメンだし、一緒に子育てをしてくれるはず。



が、現実はなかなか難しい。

仕事をして保育園に残業をせず、社内の冷ややかな視線に後ろ髪惹かれながら
子供をお迎えに。
一番最後のお迎えに1人寂しそうな子供にも心が痛む。


重たい荷物をもって帰ってきて、料理をしながら、洗濯をたたみ、子供の保育園での
お手紙に目を通し、コメントを書く。

近所の方からの町内行事の電話がはいり、
帰ってからも家事という仕事。


もっとバリバリ働いてキャリアを積めるはずだった。
でも、子供にこれ以上寂しい想いはさせられない。

主人も働き盛りで、がんばって欲しい気持ちもある。


そろそろ2人目の欲しい。
でも2人いて働いているく自分は、イライラして子供にあったっている
自分しかイメージできない。

また育休をとるなんて、周りに迷惑がかかる。
これ以上は、働けない気がする。。。



その世代の
育休世代のジレンマ


この作者である中野さんは、某新聞記者。
第1子を産み、働きながら、育てながら関西の大学院で学ぶ。

論文はそのテーマを研究し、出版へとなる。


この本がでたことで、起業の道筋が見えたようだ。

その数ヶ月後、フリーライターになっていた。

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